ねこのたね

仕事【Apple製品修理】趣味【ハロプロ・読書・映像】食事【Organic中心】

【準備ゼロ】一人暮らしの男が突然、猫を飼うことになった

f:id:nekonotane:20210204121121j:plain

 

いのちというのは

かわいいから飼っちゃおう~

 

とはいかない

 

“いのち”は“物”では決してないから

飼う側の責任、最後まで見届ける“覚悟”が必要

 

 

服のように飽きたら捨てる

破れたら買い直すわけにはいかないのだ

 

 

しかし、僕はある日突然

「猫を飼う」ことになった

 

 

猫が与えてくれる多幸感は非常に高く

退屈で孤独だった僕の人生をめちゃくちゃ豊かにしてくれた

 

 

現在、出会ってから5年

日々大好きが更新している程、溺愛している

 

もはや、猫ではなく、猫さま

 

 一人暮らしで猫の飼育を検討している人に参考になれば幸いです

 

 

職場のおばちゃんに同情された

 

僕は以前、温泉街で仲居の仕事をしてた時

身ひとつで移住したもんだから

 

友達いない、知り合いいない

楽っちゃ楽だけど、そりゃ寂しい

 

だから仕事の帰り道

公園や道端で野良猫を愛でてた

 

※野良猫を近所猫として可愛がっている町でした

 

それをたまたま、職場のおばちゃんに

見られてしまい

「あの子、どうにかしなきゃ」

 

と話題になっていたようです

 

 

はい、この猫あげるわ

 

ある日、勤務が終わったら

「あなたちょっと来なさい」と

車に連れられ、その人の自宅へ

 

「はい、この猫あげるわ」

と差し出された白と黒の牛柄猫

 

 

いつの間にか

家に住み着いてしまって

どうしようかと考えていた矢先に

 

独身男が

夜な夜な野良猫と公園で遊んでる

寂しい奴がいるなら

この猫をあげればいい

 

 

もはや断るって選択肢がなかった

※猫を飼いたいなと思っていたのも事実

 

小雨の降っている中

抱きしめた猫は濡れていて

 

僕の腕にしっかり抱き着いていたから

 

最低限の準備と動物病院へ

 

まずトイレグッズと餌を急いで買いに行った

 

他にも

おもちゃ、爪とぎ、猫タワーなど

購入したが

 

猫さまは、数日間カーテンの隅っこ

ソファの下に隠れていた

 

そしてペット病院に行き

検診とワクチン接種をした

 

野良猫を飼うことになったと伝えたら

「よかったね~よかったね」

先生が何度も猫に言っていたのが印象的だった

 

 

一つの命を育てるのか、僕は

と漠然と考えた

 

 

高価なフードが良いとは限らない

 

せっかく育てるのなら

健康的にすくすくと育ってほしいから

 

素材や品質に考慮された

高級キャットフードを与えた

 

しかし猫さまは

食べなかったり、吐いてしまったり

 

その度に

違うフード購入するというのを

しばらく繰り返していた

 

何かの病気かなと心配になり

病院に行くも異常なし

 

病院で消化吸収に特化した

えらく高価なフードを購入するも

 

げぇーー、げぇぇーー

 

 

なかなか気に入ってくれる餌に出会えず

どうしたもんかと悩んでいたが

 

試しにコンビニで購入した

超格安のキャットフードをあげたら

 

ガツガツ勢いよく食べた

 

かなり驚いた

 

 

本当なら、品質の良いフードを与えたいが

一袋4,000円が1000円になったし

 

本人は、美味しそうに食べるなら

それが一番だと、今も与え続けている

 

 

同じ価格帯でも別ブランドの物だと

一切食べないので

価格の問題ではなく

 

単純に好きか、嫌いかであるようで

 

好みがハッキリしている猫さまの場合

それを見つけるのは一苦労かもしれない

 

 

一人暮らしの飼育苦労

 

正直、ないです

 

あ、部屋が毛だらけにはなる

 

僕は愛のカケラだと思っている

僕の寝巻には愛のカケラがたくさん

 

猫さまは想像以上に手が掛からない

 

 

仕事から帰って猫さまにする事は

 

①ご飯をあげる

②猫砂を綺麗にする

③愛でる・撫でる・吸う

 

それだけです

 

苦労というか制限されることは2日以上不在にする事なので、旅行や長期滞在をする仕事の人は無理だなと思う

 

 

一泊程度なら問題ないですが

僕自身が心配でならないので

基本旅行はしません

 

 

猫さまを飼育して良かったこと

 

①極上の猫吸い行為

②気分屋だが丁度良い

③添い寝好き

④名前を呼べば、機嫌次第では来る

⑤トイレの粗相しない

⑥シャワーしなくても良い匂い

⑦しっぽの動きを観察すると面白い

⑧膝まくら好き

⑨鳴き声は原則ない

⑩可愛い、可愛い

⑪とにかく可愛い

 

 

まとめ

命を育てるのは

やはり安易に考えられないことではある

 

そして、結末を受け入れなければならない事を忘れてはいけない

 

僕は時々、猫さまが亡くなった時の事を考える

そして泣く

 

もし野良猫のままだったら

雨の冷たさや、夏の暑さに苦労があったろう

 

野良猫としての生き方を奪ってしまった変わりに

 

精一杯、過ごしやすい環境と

大好きなCIAOちゅーるを与え続けよう

 

そして

猫さまの最後を見届けたら

僕はしばらく、苦しむだろうが

きっとそれは愛した分の痛み

 

 

もっと撫でれば良かった

もっと優しくすれば良かったと

 

後悔しないよう

 

今日も愛でるし、猫吸いをし続ける